「耳」を使えばタイピングはびっくりするほど速くなる!

この人たちの脳はなぜこんなに元気なの?

「これをやってからタイピングが速くなり、文書処理の資格が取れました。思考力もついたと思います」(Iさん 女性 35歳 会社員)

「言葉がなめらかに出るようになってきました。それに最近頭がスッキリしている感じがします。やってよかったです」(Oさん 男性 34歳 公務員)

「いつの間にか速読の力が増して、山のように溜め込んでいた本をどんどん読めるようになりました。膨大な情報が頭の中にスイスイ入って行きます」(Eさん 43歳 女性 看護師)

30~40代といえば、「学生時代と比べてどうも頭の回転が……」なんて話題も出てくるお年頃。なのに、この人たちの脳はきわめて快調に動いているようです。

いったいどうやってこんな脳力を身につけたのでしょう?

彼らのたったひとつの共通点、それは、「速聴」をやっていることです。

速聴とは、オーディオブックなどの音声を、通常の速さの3倍速・4倍速という高速で聴くことによって、脳力を開発する技法のこと。

Iさんたちは、「タイピングが速くできる」「考えたことをスムーズに話せる」「文章を速く読める」などの効果があったと言っていますが、これらはみんな、脳の情報処理速度が高まっていることを意味します。OさんやEさんも、日頃からタイピングをする人であれば、速聴を始める前よりもタイピング速度が上がっていることは容易に推測できます。

速聴には、脳の神経細胞ネットワークを密にして、脳細胞全体を活性化する「全脳活性効果」があるといわれているのです。

なかでも前頭葉の活性化については、諏訪東京理科大学(長野県)の篠原菊紀助教授による実験や、久保田競(京都大学名誉教授)、川島隆太(東北大学教授)、羅雅登(日本大学教授)らによる共同研究で科学的に証明されています。

タイピングが速くなるだけでなく、頭そのものがよくなる速聴。タイピングの上達をめざす人にとっては、まさに一石二鳥のツールといえます。

1日10分でタイピングのスピードを上げる秘訣

「でも、速聴ってどうやればいいの?面倒くさいのはイヤだ」と思う人もいるかもしれません。

大丈夫、心配いりません。

まず、PCやスマホに、速度を調節してオーディオが聴ける無料アプリをダウンロードするか、ウェブ上で利用できる状態にします(おすすめはダウンロード版)。そこに、オーディオブックを扱うサイトで購入した音声を入れます。

こうして用意ができたら、1回7分、イヤホンかヘッドホンでオーディオブックを速聴するだけでOKです。

もちろんもっと長時間聴いてもいいのですが、実験では速聴を始めて7分で脳が活性化することがわかっているので、最低7分と覚えておきましょう。

タイピングが速くなることが目的なら、7分速聴した後で3分タイピングを行ってみてください。

忙しい人も、7分の速聴と3分のタイピング、わずか1日10分の習慣を続けるだけで、キーボードを打つだけの練習よりも効率よく上達することができます。

実は、当サイトの運営者は速聴に親しんで20年以上になりますが、速聴はタイピングのスピードアップに実際に役立ちました。効率よく学ぶのが目的で使い始めたのですが、いつの間にかタイピングが速くなり、某タイピングサイトの1級レベルまで行くことができました。

成長に役立つコンテンツを選べば、さらに大きな収穫が

最近は、市販のオーディオブックもだいぶ充実してきました。
ベストセラーのビジネス書や実用書、小説なども、リーズナブルな値段で手に入ります。

あのAmazonも、最近はオーディオブックに力を入れ始めたようです。しかし、Amazonで購入したオーディオブックは専用アプリでしか聴けない仕様のため、あまり利便性が良いとはいえません。再生速度も0.75~3倍速の範囲に限られていますし、コンテンツの数も、まだこれから増やしていく段階のようです。

今のところ一番のおすすめは、日本最大のオーディオブック配信サイト・FeBeです。

エンターティンメントからビジネス、実用・資格、自己啓発まで幅広いコンテンツを扱っていて、バーゲンも頻繁にあります。

タイピングが速くなるなら速聴をやってみようかな?という人も、せっかくですから、なるべく自分の成長に役立つようなコンテンツを選ぶといいかもしれません。

たとえば資格試験や自己啓発のための勉強も、速聴の時短効果を使えば、少ない時間で密度の濃い学習ができます。普通に聴けば1時間かかるオーディオブックも、3倍速で聴けば20分。4倍速で聴けば15分で済みます。

速い速度の音声は、最初は聴き慣れないものですが、続けていくと、活性化した脳にコンテンツの中身がどんどん染み込むのを実感できるでしょう。

気軽に始められる新しい習慣「速聴」で、タイピングの上達と、その先のステップアップを目指してみてはいかがでしょうか。



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