億万長者のライフスタイル
億万長者の調査に基づいた、経済的成功の方法とライフスタイルを学ぼう
億万長者の調査に基づいた、経済的成功の方法とライフスタイルを学ぼう
成功とは、お金を得ることだけではありません。しかし、幸せな人生のためにはお金も欠かせない要素であることは確かです。生活の不安から解放され、さらに自分が望むような人生を送るためには、それに見合うだけの経済レベルが必要ですよね。
つまり、人生をよりよくするためには、お金の問題ときちんと向き合うことが必須になってくるわけです。
さて、あなたは、人生においてどれくらいの経済レベルを達成したいと思っていますか?
「小金持ちになれれば満足」
「いやいや、私は億万長者になりたい!」
目指すゴールは違っても、それを達成できるかどうかは、すべてあなたの日常のあり方にかかっています。
「大は小を兼ねる」の言葉通り、もしあなたが億万長者のマインドと行動パターンを身につけ、それを日常に反映させていったなら、貯蓄を殖やしたり、ちょっとしたお金持ちになることは全然難しくないでしょう。
そんな億万長者のマインドを学ぶことができるのが、現代のアメリカ富裕層研究の第一人者、トマス・J・スタンリーの著作です。
今回は、全米の「純資産100万ドル以上」の億万長者を調査して作られた『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』という本の内容を、少しだけご紹介しましょう。
まず
「あなたを経済的成功に導いた要因は?」
という質問に対して、彼らの多くが
「非常に重要なこと」として挙げたのは、次の5つでした。
誠実(誰に対しても正直であること)
自己鍛錬(自分で自分をコントロールすること)
社会性(人とうまくやっていくこと)
配偶者の支え
勤勉(ふつうの人より一生懸命に働くこと)
いかがでしょうか。ぱっと読んだ限りでは、どれも常識的で、誰でも頭では大切だとわかっていることで、他人と違った何かがあるようには思えません。
しかし、人間は、放っておけば楽なほうへ流されがちな生き物です。
どれかひとつならまだしも、これらをすべて満たした生き方をするためには、前向きな心構えをキープし、自分を律することが必要になってきます。そういう点で、やはり彼らは人よりも抜きんでているといえそうです。
次は、億万長者の余暇活動に関するデータです。彼らの多くが「過去1年間に少なくとも1度は行った」と答えたのは、どんな活動だったでしょうか?
一番回答数が多かったのは、
「税務の専門家にアドバイスを受ける」(85%)でした。
次に多いのが
「美術館に行く」(81%)
3番目が
「地域活動(市民活動)を行う」(68%)
以下
「庭の手入れをする」
「慈善のために募金活動をする」
「メジャーリーグの試合を観戦する」など。
驚くほど地味な回答が上位を占めていますね。
私たちがイメージしがちな「パリで休暇を過ごす」「ヨットでセーリングする」(いずれも20%)、「アルプスでスキーをする」(4%)「豪華客船で世界一周旅行」(3%)といった
優雅な休日を過ごす人は、少数派だったのです。
億万長者たちの堅実さは、買い物のしかたにも表れています。
70%以上が新しい靴を買うよりも、今ある靴をメンテナンスして長く使うことを選び、71%が買い物リストをつくってから食料品を買いに行き、半数近くが会員制ディスカウント店で家庭用品のまとめ買いをしています。
スタンリーの分析によれば、高収入ではあっても、いかにもお金持ちらしい派手な生活をする人たちは、なかなか億万長者の仲間入りができません。
たくさんお金が入っても同じくらい出ていくので、資産と呼べるものを形成できないからです。
この本からわかるのは、
「高収入を得て億単位の資産を形成し、その状態を維持していける人たち」は、
ものすごく地に足がついているということです。
贅沢なモノや豪華なレジャーよりも、家族や友人との時間、趣味など、心の糧になるものに多くの価値を見出しています。
そして、ただ浪費しないというだけでなく、資産になるもの、利益を生み出すもの(不動産やアンティーク家具など)には惜しみなく投資しています。リスクをとることを恐れない勇気もあります。
また、最初に挙げた例のように、日々向上をめざし、当たり前のことを当たり前に実行するということを、長い間続けています。
こんな億万長者の生き方を、「自分にもできそう」と思うか「難しそう」と思うかは人それぞれ。
しかし、確実なのは、今と同じことをしていたら今と同じ状況が続くということです。
経済レベルを上げたい!と願うあなたは、これまでのスタンスを見直し、今日から億万長者をまねた考え方や行動を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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